日本のデニムブランド「KATO」を解説 立体裁断ジャケット・パンツ
KATOってブランドを知っていますか?
デザイナー加藤博氏が手掛け、京都で2店舗展開しているセレクトショップ。
吉祥寺に数年前にオープンし、時々行くのですが、
独自の視点でデザインされたアイテムがとても印象的です。
立体裁断のデニムが有名です。ネルシャツや小物の革製品を質の良いアイテムが多かったです。
独創的なデザインの作品はヨーロッパでも高く評価され、
ロンドン、ミラノ、ローマのセレクトショップでも扱われています。
初めて買ったデニムは下のモデルです
KATOの中でも「AAA」というブランドラインらしく、
生地、加工に徹底的にこだわり、ヴィンテージのディティールや風合いをKATOなりの解釈で具現化したラインになっています。
ヴィンテージを再現するのではなく、新しい解釈で提案しています。
右のヒップポケットが特徴で、とてもカッコイイです。
立体裁断のデニムスタイルも得意です
立体裁断と聞くとリーバイスレッドを思い出しますね。
3Dデニムと謳い、立体裁断を取り入れた独特なカッティングが魅力的です。
ちなみに、立体裁断を取り入れたジーンズとしては
KATOが先駆けで、1999年から続いています。
サイドシームが前に流れるカッティングが特徴で、
膝ステッチ部分の若干のギャザーで色々な足の動きに馴染みます。
こちらは立体裁断を施したジャケットです。
独特なディティールがクラシカルで、古いユーロの雰囲気がしますね。
着れば着るほど味の出るデニムジャケットです。
色落ちや生地の変化などを楽しめるアイテムで、
着込んでいくうちに自分の体にフィットしていく1着です。
吉祥寺の店舗は見ているだけで楽しいので、
近隣に住んでいる方、電車帰りで立ち寄れる人は
ぜひオススメです。